uniq

テキストファイル内で重複している行(ソートされている必要があります。)を省いて表示します。また、出力結果をファイル出力することもできます。


書式

uniq [オプション ・・・] 入力ファイル [出力ファイル]

▲PageTop

オプション

オプション名 説明
-u 重複していない行だけを表示します。
-d 重複している行を表示します。(重複している行は一回だけ表示されます。)
-c 行の重複した回数を表示します。
-ブロック数, -f ブロック数,
--skip-fields=ブロック数
行の重複を判定する際、行の先頭から空白、タブ文字で区切られた指定したブロック数省いた内容で比較します。
+文字数, -s 文字数,
--skip-chars=文字数
行の重複を判定する際、行の先頭から指定した文字数を省いた内容で比較します。
-i, --ignore-case 英大文字・小文字の違いを判定しません。
--help 使用方法を表示します。
--version バージョン情報を表示します。

▲PageTop

実行例

重複した行をもつファイル(「SampleText04.txt」があるものとします。)に対して重複行を省いた結果を表示します。

  1. ファイル「SampleText04.txt」の内容を確認します。
  2. ファイル「SampleText04.txt」の重複行を省いた結果を表示します。

実行結果

$ cat SampleText04.txt [Enter]

(SampleText04)
こんにちは。
ご機嫌いかがですか?
ご機嫌いかがですか?
さようなら。

$ uniq SampleText04.txt [Enter]

(SampleText04)
こんにちは。
ご機嫌いかがですか?
さようなら。
        

▲PageTop