ファイルの末尾部分を表示します。行数の指定がない場合は10行で表示されます。
tail [オプション ・・・] ファイル名 [ファイル名2 ・・・] tail [--help] [--version]
オプション名 | 説明 |
- | -の後に出力する行数を指定します。 |
-c, --bytes | バイト数で出力する行数を指定します。(デフォルトは10行) |
-f, --follow | ファイルの最後に追加される文字をリアルタイムに表示します。 |
出力の開始位置をファイルの最後に指定します。 | |
+ | 出力の開始位置をファイルの始めに指定します。 |
-n 行数, --lines=行数 | 末尾より指定した行数分の表示を行います。 |
-q, --quiet, --silent | ファイル名をヘッダに表示しません。 |
-v, --verbose | ファイル名をヘッダに表示します。 |
-F | ファイルの最後に追加される文字をリアルタイムに表示し、ファイルが終了しても再度読み込みを続けます。 |
--max-consecutive-size-changes=回数 | サイズ変更が指定した回数に達するまで読み込みを行います。 |
--max-unchanged-stats=回数 | 指定した回数ファイルのサイズ変更が無かった場合、ファイル名のチェックを行います。 |
--pid=プロセスID | 指定したプロセスが終了した場合、ファイルのリアルタイム表示を終了します。 |
--retry | ファイル読み込み失敗時、再度読み込みを行います。 |
--sleep-interval=秒 | リアルタイム表示しているファイルのチェックを指定した秒数間隔でチェックします。 |
--help | 使用方法を表示します。 |
--version | バージョン情報を表示します。 |
ファイル(「SampleText01.txt」があるものとします。)の内容を末尾から4行表示させます。
$ cat SampleText01.txt [Enter] 1 ねずみ 2 うし 3 トラ 4 ウサギ 5 たつ 6 へび 7 うま 8 ひつじ 9 さる 10 とり 11 いぬ 12 いのしし $ tail -4 SampleText01.txt [Enter] 9 さる 10 とり 11 いぬ 12 いのしし