split

ファイルの分割を行います。出力されるファイル名はプリフィックス(接頭語)+(順序を表す文字)になります。プリフィックス及び、順序を表す文字列はオプション指定する事により変更できます。オプションを指定せずに分割したファイル名は「xaa」「xab」「xac・・・」となります。


書式

split [オプション・・・ ] ファイル名 [プリフィックス]

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オプション

オプション名 説明
-行数, -l 行数,
--lines=行数
指定した行毎に分割を行います。
-a 文字数,
--suffix-length=文字数
分割したファイル名に付与する文字数を指定します。
-1 であれば 「a」
-2 であれば 「aa」
という様にファイル名に付与されます。
-b バイト数,
--bytes=バイト数
指定したバイト数毎に分割を行います。
-C バイト数,
--line-bytes=バイト数
指定したバイト数を超えない範囲で、ファイルに詰めて書き込みを行います。
-v,--verbose ヘッダを表示します。
--help 使用方法を表示します。
--version バージョン情報を表示します。

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実行例

ファイル(「SamleText01.txt」があるものとします。)を5行ずつ分割し、それぞれをファイル「Sample01a」「Sample01b」、「Sample01c」に出力します。

  1. ファイル「SampleText01.txt」の内容を確認します。
  2. ファイル「SampleText01.txt」を5行ずつファイル分割します。
  3. 出力されたファイル「Sample01a」、「Sample01b」、「Sample01c」の内容を確認します。

実行結果

$ cat SampleText01.txt [Enter]
1 ねずみ
2 うし
3 とら
4 うさぎ
5 たつ
6 へび
7 うま
8 ひつじ
9 さる
10 とり
11 いぬ
12 いのしし
$ split -5 -a 1 SampleText01.txt Sample01 [Enter]
$ cat Sample01a [Enter]
1 ねずみ
2 うし
3 とら
4 うさぎ
5 たつ
$ cat Sample01b [Enter]
6 へび
7 うま
8 ひつじ
9 さる
10 とり
$ cat Sample01c [Enter]
11 いぬ
12 いのしし
        

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