テキストファイルの内容を行単位でソート(並び替え)を行い、その結果を表示します。
sort [オプション ・・・] ファイル名 [ファイル名2 ・・・]
        
        | オプション名 | 説明 | 
| -c | ソート済みかをチェックします。 | 
| -m | 指定したファイルがソート済みの場合、マージだけを行います。 | 
| -o ファイル名 | 出力するファイルを指定します。ファイル名は入力に使用したファイルと重複しても問題ありません。 | 
| -T ディレクトリ名 | 一時ファイルが作成されるディレクトリを指定します。 | 
| -u | 同一キーのフィールドが複数ある場合、1行だけ出力します。 | 
| -y キロバイト | sortで使用するメモリの容量を指定します。 | 
| -z バッファの容量 | -cや-mと一緒に使用し、バッファの容量を指定します。 | 
| -b | 行の始めが空白の場合、その行を無視します。 | 
| -d | 辞書順に並び替えます。有効なものは、文字と数値と空白だけです。 | 
| -f | 大文字と小文字の区別をしません。 | 
| -i | 文字列の比較において、ASCIIコードの範囲(040~0176)以外の文字は無視します。 | 
| -n | 数値としてソートを行います。 | 
| -r | 降順にソートを行います。(デフォルトは昇順です。) | 
| -t 文字 | フィールドとして区切るタブ文字を指定します。 | 
| -M | 月名を最初の3文字で判定し、JAN < FEB <…< DECの順に並び替えます。「-b」オプションの働きも含みます。 | 
| -k | 指定された位置のフィールドをキーにします。 なお、先頭のフィールドは1となります。 | 
| +開始位置(終了位置) | ソートキーの開始位置と終了位置を指定します。終了位置の指定が無ければ、行の終わりを終了位置として処理します。 | 
ファイル(「samletext01.txt」があるものとします。)の内容を降順でソートし、その結果を表示します。
$ cat SampleText01.txt [Enter] 1 ねずみ 2 うし 3 とら 4 うさぎ 5 たつ 6 へび 7 うま 8 ひつじ 9 さる 10 とり 11 いぬ 12 いのしし $ sort SampleText01.txt -n -r [Enter] 12 いのしし 11 いぬ 10 とり 9 さる 8 ひつじ 7 うま 6 へび 5 たつ 4 うさぎ 3 とら 2 うし 1 ねずみ