lprm

指定したジョブをプリンタのキューから削除します。


書式

lprm [オプション] [ジョブ# [ジョブ2# ・・・]] [ユーザ [ユーザ2 ・・・]]

▲PageTop

オプション

オプション名 説明
-Pプリンタ名 プリンタ名で指定されたキューを使用します。
- 指定されたユーザの所有するジョブの全削除を試みます。

▲PageTop

実行例

接続されているプリンタ(USB接続のプリンタが接続されているものとします。プリンタ名が「ip4300」であるものとします。)に関連付けられているジョブキューに存在するジョブを削除します。

  1. ファイル「SampleText01.txt」(ファイル「SampleText01.txt」が存在するものとします。)の印刷を2回要求します。
  2. 現在接続されているプリンタ(プリンタ名が「ip4300」です。)に関連付けられているジョブキューに存在するジョブを表示します。
  3. キューに存在するジョブを一つ削除します。
  4. 現在接続されているプリンタ(プリンタ名が「ip4300」です。)に関連付けられているジョブキューに存在するジョブを表示し、ジョブが削除されていることを確認します。

実行結果

# lpr SampleText01.txt [Enter]
# lpr SampleText01.txt [Enter]
# lpq -Pip4300 [Enter]
ip4300 is ready and printing
Rank    Owner   Job     File(s)                         Total Size
active  root    2       SampleText01.txt                1024 bytes
1st     root    3       SampleText01.txt                1024 bytes
#
# lprm 3 [Enter]
# lpq -Pip4300 [Enter]
ip4300 is ready and printing
Rank    Owner   Job     File(s)                         Total Size
active  root    2       SampleText01.txt                1024 bytes
        

▲PageTop