Lemple-Ziv法で圧縮されたファイル(拡張子は「.gz」、gzip等で作成可能です。)を解凍します。
gunzip [オプション ・・・] ファイル名 [ファイル名2 ・・・]
オプション名 | 説明 |
-a,--ascii | 改行文字の変換を行います。 ※Unixシステムではサポートされていません。 |
-c,--stdout,--to-stdout | 出力先を標準出力に設定します。 |
-f,--force | 強制的に解凍作業を実行します。 |
-h,--help | 使用方法を表示します。 |
-l,--list | 解凍されたファイルの個々について詳細な情報を表示します。表示される情報は圧縮時のサイズ、解凍後のサイズ、圧縮率、解凍されたファイル名です。 |
-L,--license | ライセンスの表示を行います。 |
-n,--no-name | 元ファイル名を保存して圧縮していても、ファイル名の復元を行いません。 |
-N,--name | 元ファイル名を保存して圧縮していた場合、ファイル名の復元を行います。 |
-r,--recursive | 指定ディレクトリを再帰的に巡り、発見した全てのファイルの解凍を実行します。 |
-t,--test | 指定された圧縮ファイルの整合性チェックを実行します。 |
-v,--verbose | 解凍作業の際、解凍対象のファイル・圧縮率・結果を表示します。 |
-V,--version | バージョン情報を表示します。 |
-S 文字列 | 圧縮ファイル末尾の拡張子をgzから指定した文字列に変更します。 |
圧縮ファイル(「SampleText01.txt.gz」が存在するものとします。)を解凍します。
$ gunzip -v SampleText01.txt.gz [Enter] SampleText01.txt.gz: -11.4% -- replaced with SampleText01.txt $ cat SampleText01.txt [Enter] (SampleText01)サンプル表示用テキストです。