ディスクのチェックや修復を行います。このコマンドは管理者権限を持っているユーザのみ行えます。
fsck [オプション ・・・]
オプション名 | 説明 |
-s | 一つの処理毎にユーザに問い合わせを行います。 |
-t ファイルシステム | チェックするファイルシステムを指定します。 |
-A | /etc/fstabに指定された全てのファイルシステムをチェックの対象とします。 |
-C | 経過を表示します。 |
-N | コマンド実行の際に行われる処理の流れを表示するだけで実際の処理は行いません。 |
-P | ルートファイルシステムのチェックを行います。 |
-R | ルートファイルシステムをチェックしません。 |
-T | 指定のファイルシステムのチェックを行います。 |
-V | 詳細表示を行います。 |
-a | ユーザへの問い合わせを行わず、自動でシステムの修復を行います。 |
-n | ユーザへの問い合わせを自動で「no」で答えます。 |
-r | システム修復時、ユーザに問い合わせを行います。 |
-y | ユーザへの問い合わせを自動で「yes」で答えます。 |
ホストのディスクチェックを行います。
$ su [Enter] パスワード(P): [Enter] # su - [Enter] # fsck [Enter] fsck 1.38 (30-Jun-2005) e2fsck 1.38 (30-Jun-2005) /dev/sda2 is mounted. WARNING!!! Running e2fsck on a mounted filesystem may cause SEVERE filesystem damage. Do you really want to continue (y/n)? yes [Enter] /: recovering journal Clearing orphaned inode 2703366 (uid=0, gid=0, mode=0100644, size=0) Clearing orphaned inode 901130 (uid=101, gid=512, mode=0100600, size=0) Clearing orphaned inode 901129 (uid=101, gid=512, mode=0100600, size=0) Clearing orphaned inode 901126 (uid=101, gid=512, mode=0100600, size=0) Clearing orphaned inode 901125 (uid=101, gid=512, mode=0100600, size=0) Clearing orphaned inode 901124 (uid=101, gid=512, mode=0100600, size=0) /: clean, 133503/9633792 files, 2546350/19251894 blocks e2fsck 1.38 (30-Jun-2005) /dev/sda1 is mounted.