cut

ファイルから各行の一部を取り出し表示します。ファイル名を指定しない場合、またはファイル名に「-」を指定した場合は、標準入力から入力したデータを使用します。


書式

cut [オプション ・・・] [ファイル名 ・・・]

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オプション

オプション名 説明
-b 位置, --bytes=位置 表示対象とするバイト単位での位置を指定します。
-c 文字数, --characters=文字数 表示対象とする文字数単位での位置を指定します。
-d 区切り文字, delimiter=区切り文字 -fオプションと併用した場合有効となります。フィールドを区切る文字を指定します。
-f 位置, --fields=FIELD-位置 表示対象とするフィールド単位での位置を指定します。
-n マルチバイト文字のバイト単位での分割を行いません。
-s, --only-delimited -fオプションと併用した場合有効となります。フィールドを区切る文字を含まない行の表示を行いません。
--help 使用方法を表示します。
--version バージョン情報を表示します。

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実行例

ファイル(「SampleText01.txt」が存在するものとします。)の各行の一部を切り出して表示します。

  1. ファイル(SampleText01.txt)の内容を表示します。
  2. ファイル(SampleText01.txt)の各行の3文字目と4文字目と5文字目を表示します。

実行結果

$ cat SampleText01.txt [Enter]
1 山田太郎 C言語 SE
2 鈴木花子 Java  PG

$ cut -c 8,9,10,11 SampleText01.txt [Enter]
C言語
Java
        

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