指定されたコマンドをジョブキューに追加します。追加されたジョブは指定された時刻に一度だけ実行されます。
at [オプション ・・・] [実行日時]
オプション名 | 説明 |
-d ジョブ | キュー上のジョブ削除を行います。 |
-f ファイル名 | ファイル上にあるジョブ情報を読み取り、処理します。 |
-l | 実行待ち状態にあるジョブを表示します。 |
-m | ジョブ終了をユーザにメールで通知します。 |
-q | ジョブを配置するキューを指定します。 |
実行日時 |
実行日時でジョブを実行する時刻と日付を指定します。 実行日時の書式:[AM または PM]HH:MM [日付書式] 時刻は「HH:MM」で指定できます。AM・PMを付加すると12時間制・24時間制の表記を切り替える事が出来ます。 また次のように指定することも可能です。
日付書式で指定できる値は以下の通りです。
上記では実行する日時を指定しましたが、次のように実行するまでの経過時間を指定することも出来ます。
※経過日時の単位は「minutes」「hours」「days」「weeks」となります。 書式例: 21:00 January 1 2009 (2009年1月1日21:00に実行) AM10:00 052008 (2008年5月20日10:00に実行) PM5:00 15.05.08 (2008年5月15日 17:00に実行) now +10minutes (10秒後に実行) 20:00 +1weeks (1週間後の20:00に実行) |
2日後の21時に実行するジョブ(「echo SampleJob」)を追加します。
$ at 21:00 +2days [Enter] at> echo SampleJob [Enter] at> <EOT> 「Ctrl+D」 job 3 at 2008-05-08 21:00 $ at -l [Enter] 3 2008-05-08 21:00 a sampleuser01