apt

パッケージ管理ツールAPTを起動します。パッケージのインストール・アンインストールを行う際、自動的に依存関係の処理を行います。パッケージの取得先は設定ファイル(/etc/apt/sources.list)に記述します。

書式

apt [オプション ・・・]

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オプション

オプション名	説明
groupinstall	グループ化されたパッケージを一度にインストールします。
groupremove	グループ化されたパッケージを一度にアンインストールします。
list-nodeps	他のパッケージに依存されていないパッケージを表示します。
list-extras	ネット上に存在するaptのリポジトリに存在しないパッケージを表示します。
reinstall	パッケージを再インストールします。
showgroup	パッケージグループの情報を表示します。
showgroups	パッケージグループの一覧を表示します。
--checksig	署名確認を行います。
--hold	以後、複数パッケージアップグレードの際対象パッケージのアップグレードを保留にします。
--no-checksig	署名の確認を行いません。
--no-postscript	パッケージ操作後処理スクリプトを実行しません。
--postscript	パッケージ操作後処理スクリプトを実行します。
--show-rpm-command	パッケージ操作中の正確なrpmコマンドを表示します。
--sourcelist	ソースリストファイルを指定して実行します(デフォルトでは/etc/apt/sourcelist.list)
-h,--help	使用方法を表示します。
-v,--version	バージョン情報を表示します。
-c,--config-file	実行時に読み込む設定ファイルを指定します。
-o,--option	動作の設定を直接指定します。
--test	インストールは行わずに依存関係の確認と衝突発生の可能性を表示します。
--force-rpm	インストール済みの場合、インストール済みの他のパッケージに影響を与える場合、すでにより新しいバージョンのパッケージがインストールされている場合にこれらを無視してインストールを強行します。

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実行例

指定したパッケージ(apt)の再インストール手順を確認します。

実行結果

# apt --test --show-rpm-command reinstall apt [Enter]
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存情報ツリーを作成しています... 完了
アップグレード: 0 個, 新規インストール: 0 個, 再インストール: 1 個, 削除: 0 個, 保留: 1 個
0B/1007kB のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に 0B のディスク容量が追加消費されます。
続行しますか? [Y/n]y [Enter]
RPM コマンドを実行しています (-Uvh)...
rpm -Uvh --oldpackage --replacepkgs --replacefiles --test --noorder /var/cache/apt/archives/apt_0.5.15lorg3.2-0vl10_i386.rpm
完了
        

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