相互作用概要図は、機能ごとに記述された相互作用図(ユースケース図やシーケンス図など)が、より広域のシステム構成から見たとき、それぞれがどのように連携しているのかを表現する図です。
具体的には、相互作用図をアクティビティ図の構成要素として使用します。つまり、相互作用概要図はアクティビィ図の変形型であるといえます。
下の図は、書籍管理システムを表したものです。
【要件定義】
「書籍管理システムの処理を選択する」、「本を返却する」、「本を借りる」の各処理内容は、他の相互作用図で記述されています。
このように相互作用概要図では、全体的な処理の流れをアクティビティ図の要素で表現して、具体的な処理内容は他の相互作用図で記述します。