要素の配置方法を指定します。従来の要素を上から順に配置する方法と、座標を指定して配置する方法があります。
座標を指定する場合は、「top、bottom、left、right」の各プロパティに値を指定します。
IE4 / IE5 / IE5.5 / IE6 / N4 / N6 / N7 / O6 / O7 / O9 / Fx1 / Fx2 / IE5 mac
要素[.class名][#id名]{ position : 値; }
値 | 初期値 | 意味 |
static | ○ |
自動配置されます(通常の配置方法)。 この値を指定した場合、「top、bottom、left、right」プロパティの指定は無効になります。 |
absolute | このプロパティを指定すると、他の要素に関係なく、ウィンドウの上端、下端、左端、右端からそれぞれ「top、bottom、left、right」プロパティで指定した位置に配置されます。尚、位置の算出において、ブラウザには各固有の余白があり、それぞれの表示位置には若干のズレが生じるようです。 | |
relative |
本来表示される位置から、相対的に配置位置を指定します。 このプロパティを指定すると、本来表示される場所には、相応の空間が空くようです。「top、bottom、left、right」の各プロパティに指定した値が正の数の場合は、それぞれ、本来表示される位置の上端から下、下端から上、左端から左端、右端から右端までの距離を意味します。fixedやabsoluteとは違い、ブラウザ固有の余白は含めない配置となるようです。 |
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fixed |
absolute指定と同様に、ウィンドウの上端、下端、左端、右端からそれぞれ「top、bottom、left、right」プロパティで指定した位置に配置され、かつスクロールを行っても表示位置が変わりません。但し、InternetExploreは未対応です。 尚、位置の算出において、ブラウザには各固有の余白があり、それぞれの表示位置には若干のズレが生じるようです。 |
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inherit | 親要素の値を継承します。 |
<html> <head> <title>サンプルコード</title> <style type="text/css"> #sample1 { position : static; background-color : #CC99FF; width : 300px; left : 150px; } #sample2 { position : absolute; background-color : #FFC0CB; width : 300px; left : 150px; } #sample3 { position : fixed; background-color : #AFEEEE; width : 300px; top : 200px; } #sample4 { position : relative; background-color : #FF99FF; width : 300px; top : 200px; } </style> </head> <body> <div id="sample1">sample1[position:static][left:50px]</div> <div id="sample2">sample2[position:absolute][left:50px]</div> <div id="sample3">sample3[position:absolute][top:200px]</div> <div id="sample4">sample4[position:absolute][top:200px]</div> </body> </html>